iPhoneから急に音が出なくなって困ったことはありませんか?そんな時はついつい故障を疑ってしまいますがアラームや通話、動画など、音が鳴らない原因は意外と身近な設定ミスや接続トラブルかもしれません。
この記事では、初心者でもわかるように原因と対処法をわかりやすくまとめました!
iPhoneの音が出ない原因6選!
iPhoneの音が出ないとき、まずチェックしたいのが設定や接続の問題です。
実は、ちょっとした操作ミスや意図せずオンにした機能が原因になっていることも少なくありません。
ここでは、よくある原因を6つに絞って、わかりやすく紹介します!
① サイレントモードになっている
iPhone左側面にある「サイレントスイッチ」のところからオレンジ色が見えている状態は「マナーモード」です。
マナーモードになっていると着信音や通知音は鳴りませんので、まずここを確認しましょう。
🔧 対処方法
サイレントスイッチを上向きに切り替えると、音が出るようになりマナーモードが解除されます。
② 音量がゼロになっている
意外とよくあるのが、音量が最小(無音)になっているケースです。
ポケットの中で誤操作されたり、気づかずに音量が下がってしまっていることがあります。
🔧 対処方法
iPhone左側面の「音量アップボタン(+)」を何度か押して音量を上げてみましょう。
音量バーが画面に表示されれば、正常に調整できているサインです。
ただし、YouTubeや音楽アプリなどでは、アプリ内に独自の音量設定があることもあります。iPhone本体の音量が上がっていても、アプリ側の音量がゼロのままだと音が出ない場合も考えられます。
アプリを開いた状態で、画面内のスピーカーマークや音量バーなども確認してみてください。
③ Bluetoothが勝手に接続されている
Bluetoothイヤホンやスピーカーに自動で繋がっていて、本体のスピーカーから音が出ていないケースがあります。
「Bluetoothイヤホンが繋がってた!」なんてこともよくある話です。
そんなときは、Bluetoothが接続されているかどうかを確認してみましょう。
1.ホーム画面から「設定」アプリを開く
2.「Bluetooth」をタップ
3.“接続済み”と表示された機器があれば、「iマーク」のところから“接続解除”またはBluetoothをオフにする
これでBluetoothとの接続は解除されるので、問題解決になるかもしれません。
④ 「おやすみモード」や「集中モード」がオンになっている
「おやすみモード」や「集中モード」がオンになっていると、通知音や着信音が自動でミュートされてしまいます。
会議中や就寝中には便利な機能ですが、知らないうちにオンのままになっていると、「音が出ない原因」に直結します。
🔧 対処方法
画面の右上(または下)からスワイプして「コントロールセンター」を表示します。
「月マーク(おやすみモード)」や「集中モードのアイコン」が青くなっていたら、タップしてオフに切り替えましょう。
青色のアイコンは“オン”の状態を示しています。オフにすると音が出るようになる可能性があります。
ただし、モードによっては通知が一部だけオフになっている場合もあるので、必要に応じて設定詳細も見直してみてください。
⑤ スピーカーの故障
落下や水濡れの記憶がなくても、内部のスピーカー部品が故障している可能性があります。
外見からは分かりづらく、ある日突然音が出なくなることもあります。
以下のような症状がある場合は、スピーカーのハードウェア故障が疑われます。
- 動画・ 通話・ アラーム、すべての音が出ない
- イヤホンでは音が聞こえるが、本体スピーカーからは無音
このような状態に該当する場合は、スピーカーの物理的な故障である可能性が高いため、AppleサポートまたはiPhone修理店での診断を検討しましょう。
万が一に備えて、事前にデータのバックアップを取っておくと安心です。
⑥ iOSアップデートをしていない
「アップデートは面倒だから」と後回しにしていませんか?
古いiOSを使っていると、音声出力に関する不具合やバグが原因で、音が出なくなるケースがあります。
実際に、「音が出ない」というトラブルがiOSのソフトウェアアップデートで改善される例は少なくありません。
🔧 対処方法
「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップ。
利用可能なアップデートが表示されたら、案内に従って最新のiOSにアップデートしましょう。
アップデートにはバグ修正も含まれているため、一度はチェックしておくことをおすすめします。
【ケース別】iPhoneの音が出ないときの対処法
iPhoneの音が出ないといっても、「アラームだけ鳴らない」「動画だけ無音になる」など、状況によって原因はさまざま。
ここからは、シーン別・アプリ別に音が出ないときの対処法を紹介します。「特定のアプリだけ音が出ない」「ゲームのBGMが聞こえない」といったトラブルにも対応しているので、自分のケースに当てはめながら確認してみてください。
アラーム音が鳴らない
アラームが鳴らない場合、音量の問題ではなく「アラーム音」そのものが設定されていないケースもあります。
🔧 対処方法
「時計」アプリを開き、下部メニューの「アラーム」をタップします。
鳴らないアラームを選んで「編集」を押し、「サウンド」を確認しましょう。
ここで「なし」になっていれば、アラームは鳴りません。あわせて、「設定」>「サウンドと触覚」から「着信音と通知音」のスライダーで音量も確認しておくと安心です。
YouTube・動画の音が出ない
動画系アプリだけ音が出ない場合、アプリ内音量やBluetoothの影響を受けていることがあります。
🔧 対処方法
まず、動画アプリを開いてアプリ内にスピーカーマークなどが表示されている場合は、音量がオフになっていないか確認しましょう。
次に、iPhone本体の音量ボタン(+)を押して音量を上げます。それでも音が出ないときは、一度アプリを完全に終了してから再起動してみてください。
さらに、Bluetoothイヤホンなどが接続されていると、本体スピーカーから音が出ないことがあります。設定アプリからBluetoothを開き、接続中のデバイスがあれば解除しましょう。
ここまで試しても改善しない場合は、iPhone自体を再起動してみることで解決することがあります。
ゲームだけ音が出ない
ゲームアプリは、デフォルトで音量がオフになっていることがあります。また、ユーザー側で設定を変えたまま忘れていることも多いです。
🔧 対処方法
ゲーム内の「設定」や「オプション」から音量設定を確認しましょう。BGM・効果音など、それぞれの音が個別に設定できる場合もあるため、すべての項目を見落とさずチェックしてみてください。
実際にわたしもソーシャルゲームをやるときにこのことが原因で音がでない!と焦ってしまうことが多いです。音が出ないと思っていても、設定のチェックで簡単に直ることがよくあります。こちらもしっかりチェックしておきましょう。
LINE通話・Instagramなど各種SNSで音が出ない
LINEやInstagramなどのSNS系アプリでは、通知音や通話音が出ない設定になっている可能性があります。
🔧 対処方法
- アプリ内の「通知」「サウンド」設定を確認
- iPhoneの「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」で、該当アプリのマイク使用が許可されているかを確認
特にLINEやZoomなどの通話アプリでは、マイク・スピーカーのアクセス権限がオフだと、音声が届かない・聞こえないといった問題が起こることがあります。
ミュート設定やアクセス権限を見直すだけで解決するケースも多いため、忘れずに確認しておきましょう。
それでもiPhoneの音が出ない時は?
これまでに紹介した対処法をすべて試してもiPhoneの音が出ない場合、iPhone本体の故障やソフトウェアの深刻な問題が考えられます。そんなときは無理に自己解決しようとせず、早めに専門のサポートを受けることが大切です。
以下では、故障の可能性がある場合の対応方法や修理のポイントについて詳しく説明します。
故障しているならappleサポートや修理へ!
以下のような状態が続いている場合は、スピーカーや基板などハードウェアに問題がある可能性があります。
- 通話中や動画再生時など、すべての場面で完全に無音になる
- イヤホンでは音が出るのに、本体スピーカーではまったく音が出ない
- 過去に水濡れや落下など、ダメージを受けた心当たりがある
こういった症状がある場合は、iPhone本体の内部で不具合が発生している可能性が高いため、Appleのサポート窓口や正規プロバイダに相談しましょう。
iPhoneの保証期間内であれば、無償で修理できる場合もあります。
購入から30日以内にAppleCare+に加入していれば、自己負担額が軽減されることもあるのでAppleCare+に加入しているかどうか確認してみてください。
修理費用の目安(2025年5月時点)
修理内容 | おおよその費用 |
---|---|
スピーカーの交換 | 10,000〜15,000円程度 |
水没・基板修理(非公式) | 15,000円〜 |
AppleCare+ 加入時 | 無償または数千円程度 |
もし、修理費が高額になる場合は、「買い替え」も選択肢として考えてみましょう。
修理が高額になる場合は、iPhoneの買い替えも選択肢に!
スピーカーの故障や水没などで修理費用が高額になる場合、無理に修理するよりも新しいiPhoneに買い替えたほうが結果的にコストパフォーマンスが良くなることも多いです。修理費用が2万円を超えるケースでは特に当てはまります。
その際に検討したいのが、今使っているiPhoneを売却して購入資金に充てる方法です。
最近では、店頭に持ち込まずとも売却できる「オンライン買取サービス」も注目されています。
例えば、LINEで簡単に査定ができる「iPhone買取市場」の場合、手元にあるiPhoneの情報をLINEのトークにて送るだけで、およその査定額を出してくれるんです!
スピーディーな査定と最短翌日の振込に対応しており、音が出ないような故障端末や古いモデルでも買取受付をしており、高値で買取をしてくれます。
「修理か、買い替えか」を迷ったときは、まず一度査定してみることで、判断材料が増えてより納得のいく選択ができるはずです。
修理か買い替えかは費用とメリットをよく比較して、賢く選ぶことが大切です。
まとめ:音が出ないときは焦らずチェック!
iPhoneの音が出ない場合に出くわすと本当に焦りますが、ほとんどは自分で解決できるケースばかりです。
今回紹介したように、サイレントモードや音量設定、Bluetoothの接続、集中モードなど、基本的な確認項目を順番に見直していけば、多くの不具合はすぐに解消できるはずです。
特に、設定まわりの確認は「これだけで直った!」ということも多いので、まずは焦らず、今回紹介したチェックリストをひとつずつ順番に試してみてくださいね。
それでも改善しないときは、iPhone自体の不具合や故障の可能性もあるため、Appleサポートに相談するのが安心です。