iPhoneを買い替えたばかりの方、以前使っていたiPhoneが引き出しに眠ったままになっていませんか?
「動きも遅いし、もう使えなそう…」「でも捨て方がわからないし、個人情報が心配…」そんな風にモヤモヤしつつ、つい放置してしまう人はとても多いんです。
この記事では、古いiPhoneの正しい捨て方や、実はまだ売れるかもしれない意外な活用法まで、わかりやすくご紹介します。
iPhoneは普通に「捨ててはいけない」って本当?
はい、本当です。
使わなくなったiPhoneをそのまま自治体の「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」として出すのはNG!
というのも、iPhoneを含むスマートフォンは「小型家電リサイクル法」の対象製品。
リチウム電池が内蔵されていて、ゴミとして捨てると発火や環境汚染のリスクがあるため、法律で適切なリサイクルが求められています。
多くの自治体では、以下のようなリサイクル手段を提供しています。
- 公共施設やスーパーなどに設置された「小型家電回収ボックス」
- 期間限定の回収イベント
同じ県内でも、市区町村によって回収ルールが異なるので、「●●市 iPhone 捨て方」などで自分の地域の情報を検索してみるのがおすすめです。
iPhoneの正しい捨て方3選
不要になったiPhone、バッテリーが拡張したiPhoneは、以下の3つの方法で安全に捨てることができます。
① Apple公式のリサイクルプログラムを利用する
Appleが提供する「Apple Trade In」では、不要になったiPhoneを無料で回収・リサイクルしてくれます。
使えるiPhoneなら下取り金額がもらえる可能性もあり、壊れていても無料で回収対象です。
- 公式サイトから申し込み
- 回収キットが自宅に届く
- iPhoneを入れて返送
Apple Storeに直接持ち込んでその場で下取り・回収してもらうことも可能です。
② 家電量販店の回収ボックスに入れる
ヨドバシカメラやビックカメラなど、家電量販店の一部店舗には小型家電リサイクルボックスが設置されています。
電源が入らなくてもOK。スマホサイズの製品なら入れるだけで回収可能です。
iPhoneの捨て方で迷ったら、ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店に設置された「小型家電リサイクルボックス」がおすすめです。
電源が入らない古いiPhoneやバッテリーが膨張している端末でも回収可能です。
【補足】
リサイクル対象には充電ケーブルも一緒に捨てることができます。
注意点:データが残ったままだと悪用のリスクがあるため、必ず初期化してから持ち込みましょう。
初期化方法については、のちに説明しますね!
③ 自治体の回収(地域による)
古いiPhoneやバッテリーが膨張した端末の捨て方として、自治体の「資源回収ステーション」や「リサイクル拠点」を活用する方法もあります。
iPhoneは「小型家電リサイクル法」の対象のため、通常のゴミとしては捨てられません。
自治体によって回収方法や対象が異なるため、「〇〇市 iPhone 捨て方」などで検索し、自宅近くの対応施設を確認しましょう。こちらも、充電ケーブルなどの付属品も一緒に出せる場合があります。
バッテリーが膨張したiPhoneはどう処分する?
iPhoneのバッテリーが膨張して背面や画面が浮いてきた場合、そのまま放置するのは非常に危険です。
リチウムイオン電池は圧力や衝撃に弱く、発火や爆発のリスクがあります。だからこそ、バッテリーが拡張したiPhoneこそ、正しい方法での処分が必須です。
絶対に可燃ごみに出さず、先ほどお伝えしたいずれかの方法で安全に処分しましょう。
捨てる前にチェック!そのiPhone、売れる可能性アリ!
ここまで、古いiPhoneや壊れたiPhoneの正しい捨て方をご紹介してきましたが、実は“捨てる前にもうひとつ確認してほしい”ことがあります。
それは、そのiPhoneがまだ「売れる可能性がある」という点です。
電源が入る状態であればもちろん、
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バッテリーが膨張して背面や画面が浮いている
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画面が割れている、タッチ操作が反応しにくい
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水没して電源が入らないが、本体や基盤に価値がある
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フロントカメラ・Face ID・ホームボタンが故障している
-
長期間放置されて充電ができない状態
といった不具合があっても、中古市場では「ジャンク品」として一定の需要があります。
iPhoneをただ単純に捨てようと検討しているのであれば、家電店や自治体への回収よりも買取への出品をすることで「現金化」や「ポイント還元」をする方が、実は賢い選択肢かもしれません。
どのような方法で買取に出せるかを説明していきます。
中古買取専門店に出す(イオシス・ゲオ・じゃんぱらなど)
iPhone 捨て方に悩んでいる方にこそ、まず試してほしいのが中古買取専門店への売却です。
これは「処分方法の中で最も簡単かつすぐに現金化できる手段」と言えます。
電源が入らないiPhoneや水没・画面割れなどのジャンク品も買取対象となるところも多く、店頭買取のほか、オンライン査定・買取にも対応しているところも多数あります。
例えば、LINEで写真を送るだけで買取査定額の結果がもらえる「iPhone買取市場」の場合、チャット上で「査定〜発送〜買取金額の振込連絡」までを、まとめて行うことができます。
- LINEで写真を送るだけで無料査定OK!
- 最短で翌日に買取金額が振り込み
- 24時間対応で忙しい方にも便利!
- 他社より安い場合は交渉可能!
- 高額買取店!
不安な人はレビューやコラムをチェックしてから始めると安心です。
キャリアの下取りに出す(ドコモ・au・SoftBank)
ドコモ・au・SoftBankなど各キャリアの下取りサービスを利用するのがスマートな選択です。
店舗持ち込みだけでなく郵送対応も可能で、故障がない機種ならポイント還元や機種変更時の割引が受けられます。
バッテリー膨張や画面割れなどの軽度な不具合でも、一定の減額はあるものの下取り対象となる場合があります。公式サイトで事前に条件を確認しましょう!
iPhoneの処分・売却前にやるべきことリスト!
iPhoneを捨てるにしても、売るにしても、処分前にやるべき準備を怠ると個人情報の漏えいやトラブルにつながる恐れがあります。
正しい初期化やバックアップの手順は特に重要な作業になります。
ここでは、iPhoneを安全かつスムーズに捨てるための3つの基本ステップを、わかりやすくまとめてご紹介します。
① バックアップを取る
iPhoneを処分・売却する前に、まずやるべきことはデータのバックアップです。
iCloudやiTunesを使えば、連絡先・写真・アプリの設定など、今までのデータをそのまま新しいiPhoneに移行できます。バックアップせずに初期化すると、大切なデータが完全に失われてしまうため注意が必要です。
自分に合ったやり方を確認しておきましょう。
② iPhoneを初期化(データ削除)
iPhoneを捨てる際、買取に出す際は、必ずすべてのデータを削除して初期化する必要があります。
設定から「iPhoneを転送またはリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を選べば、簡単に初期化が可能です。iCloudのサインアウトも忘れずに行いましょう。
個人情報が残ったままだと、第三者に悪用される恐れがあるので、必ず行うようにしましょう。
③ SIMカードを取り出す
iPhone内部にあるSIMカードには電話番号や契約情報が含まれているため、捨てる時・売却時には必ず取り出しましょう。
iPhoneの側面にあるSIMトレイをピンで押し出すだけで簡単に取り外せます。ピンがない場合はクリップなどで代用も可能です。
SIMカードを抜き忘れると、知らない人に通話や通信を利用されるリスクがあるため、必ず最後に確認を。
おまけ|AirPods・充電ケーブルなど周辺機器の捨て方は?
iPhone本体だけでなく、使わなくなった周辺機器も正しく処分しましょう。
iPhoneコード・ケーブルの捨て方|燃えるゴミではNG!
Lightningケーブルや充電器などのiPhone付属品も、一般ゴミとして捨てるのはNGです。
これらも「小型家電リサイクル法」の対象とされており、発火や環境汚染のリスクを避けるため、リサイクルボックスへの回収が基本です。
先ほどお伝えしたようなヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店、自治体の資源回収ステーションを活用しましょう。
iPhoneコード・ケーブルの捨て方
AirPodsやBluetoothイヤホンなどのバッテリー内蔵機器も、燃えるゴミ・燃えないゴミでは捨てられません。
これらもiPhone同様、「小型家電」としてリチウム電池を含むため、家電量販店や自治体の回収ボックスで処分するのが推奨されます。
故障や片耳だけの状態でも、正しく回収すれば安全かつ環境にやさしい対応が可能です。
まとめ|iPhoneは「捨てずに売却」が正解!
古い・壊れたiPhoneの捨て方にはさまざまな選択肢がありますが、最もお得で効率的なのは“売却”という選択です。
自治体や家電量販店での回収は確実で安全ですが、まだ価値が残っている可能性のあるiPhoneをただ捨ててしまうのは非常にもったいない選択です。
もし「処分が面倒」「どうすればいいか分からない」と感じているなら、まずはiPhone買取市場でLINE査定を試してみましょう。
「実際いくらになるのか」を知るだけでも、なんとなく気になっていた買取がグッと現実的に感じられて、“捨てるより、売ってみよう!”という気持ちに変わるかもしれません。